山口 周「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」光文社

あぁ、おそらく、自分のありたい姿に近いかなぁと思う本。

商品を作る立場にいるわけですが。「直感」とこの本でいっていることだと思うのですが、いけるという確信のようなものを感じたいと思うことはあります。どう美しいか、どう善いのか、自分の中で「いける」というサイン。

自分の中では1度の経験ありません。自分ではなく、上司のアイディアのプロジェクトでした。考え方がシンプルで美しかったので、いけるような気がしました。データは作ったけれど、この世にないものを顧客がかってくださるかなんて、憶測にしかならないのに。あとから思えば、その時代の技術成熟度ともぴったりあっていたし、価格設定もうまくいったと思います。だから、いまその商品を出したとしても成功するとは限らないと思います。つまり、美とは、時間軸なしには語れないような気もしますけれども。

今の私には、そういう確信が何に対しても出せないので、問題解決型のアプローチと、データ分析は欠かせないという感覚があります。でも、一方で、この本にある通り、みんなが同じリサーチ会社のデータを使って、同じようにビジネス戦略を考えているとしたら、ゆっくり考える日本人は簡単に後ろへいってしまうと毎日のようにため息を毎日ついているわけです。ほら、コモディティ化に進んでいるので。ふぅ。つらいですね。

この本で、今まで漫然と続けてきたこと、次の10年、20年の生き方でつづけていってよいよねって、自分の中で強く思うための一押しの本になったかも。もう少し、意識して、やっていくひつようがあるかもしれませんが。必要とされる、技術というか、技能的なものは、時代と共に変わっていく中で、つねに学び続けなければならない。一方で、常に磨いていなければいけない自分というのはなんでしょうね。今の会社の中にいたら、何も実現できないかもしれないなという気持ちもありつつ。

最後に、全体的に例に挙げている内容や、引用が面白くて。何回も読みたくなります。
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「詳細 ディープラーニング」 マイナビ出版

多分、計算もわかりやすく書いてくださっているのですが。

スマフォだと、どうしても計算をしっかり追う気になれず、どんな手法があるのかなー的な感じで読みました。

分布の話とか、確率論も大事なんですね。

それに、ディープラーニングのディープは、多階層ニューラルネットワークの、多階層からきてるんですね~。初めてりかいいたしました。

AIの手法にはいくつもあり、金融では統計的手法が一般的なんですね。次に読む本まで決まりました~。


上野千鶴子著「時局発言」

あいかわらず面白い。

思ったよりたくさんの著作を出していらっしゃるのですね。全部トラックしたいのですが、まず厳選してこの本。

彼女の興味や考え方は、私の生きる力になりつづけるであろうことは、かわりなかったです。自分の中で、なんとなく不快という気分でとどまり、なかなか思考を整理してなぜ嫌なのかを説明するところに至らないです。ただのいらだちにしか過ぎない。それが、彼女が言語化して整理したことをベースに、自分なりにまとめなおすとすっきり。-もちろん、自分が生きやすいように(笑)。

ちゃんと時代の疑問に、こたえつづけていらっしゃるのだなと。もちろん20年前のロジックとは、女性の置かれた環境も、生きている世代も異なる。それを踏まえた著作になっているのでした。社会学は、今の社会を見ているのだと感じます。

自分の生き方は、上野先生の考え方では、矛盾を起こしていることももちろんあるけれど。まぁ、それでも仕方ないのですよね。不快でも、そうなっているということは認めなければならない。ロジック通りに生きるのもつらいこともたくさんありますし。そんなに強くない~(笑)

今回は、色々な引用も多い作品で、先生がどんな本をご覧になっているのか含めて、読んでみたくなりました・・・。多分、この本は、もう一度読むと思います。。。

雑誌 Newsweek 特集:2050 『日本の未来予想図』

http://www.newsweekjapan.jp/magazine/197388.php

久々の雑誌購入。会社の図書館が使いにくくなってしまった。以前は、1か月待てば会社の雑誌は読み放題だったのです。なのに、今は、1年間は持ち出し不可になってしまったのでした。必要な記事だけ読んで返すこともできたのに、残念。

というわけで、なんとなく買ってみました。

意外と、Newsweekおもしろいなと思ったのは、ライターさんの肩書。こんな肩書の人がこう書くのかと思うと、深読みしそうになります。

とはいっても、2050年の日本の未来予想図・・・あまり目新しいというか、驚きはなかったです。やはり人口減少と、高齢化というのはかなり騒がれてますので、そういう切り口で分析したものは、色々な記事や番組でとりあげられていますから。高度成長期は、ベビーブームと重なったことが幸いしたというのも、テレビなどの放送でも何度か耳にしていましたし。

こういうのを読むと、生き方を本気で考えていかなければならないと思いますね。55才までに退職して(もっとはやくてももちろん良い)、次の10から15年は違う仕事をしなければならないんだろうと想像しています。日本の経済を、というのであれば、やはり人材の流動は欠かせないポイントのように思います。すばらしい先輩方の生き方を見ながら、自分は何をしよう・・・この10年くらいウダウダしてしまったけれど、もっと行動に移さないといけないのかしら。

どちらかというと、雑誌で始めて仕入れる情報は、世界情勢。NHKとCNNしかみていなかったので、とりあげられなかったものは知らないという感じです。BBCのpodcastも最新のニュースを入れてくれないかしら。こわれていたスマフォからのりかえたので、そろそろアプリを楽しみながら情報収集したいところ。

田中英道著「レオナルド・ダヴィンチ」講談社学術文庫(1992)

おそらく、映画「ダヴィンチ・コード」を見る直前に、買った本。

あのころ、自分はどうよんだのかしら。今見て、すべて初めて読む気分でした。やはり前提知識の差なのではないかと思う今日この頃。もっとはやく美術史をまじめにまなんでいればよかった~。

ダヴィンチが、なぜ、工房に入ったのかというところからはじまります。それは、公証人の父から生まれながら、跡を継げなかったのは、庶子であることが関連しているという推察です。

そのあとは、メディチ家との関係が延べられます。フム・・・。ボッティチェリは、フィリッポ・リッピの弟子で、メディチ家のお気に入りというイメージはありましたが。リッピが去った後、レオナルドのいるヴェロッキオ工房で一緒に働いているんですね。ダヴィンチが、ボッティチェリについて述べているメモというのは、初めて認識しました。日本では、ダヴィンチは、いつも、ミケランジェロとの対比が多すぎて、ボッティチェリとの対比っていうイメージありませんでした。

また、先日、そごうで、ダヴィンチ展をみましたが、様々な乗り物や機械のスケッチは、軍事都市であるミラノに行ったことと関連するのだろうか?軍事技師になろうとしたのではないかという仮説を裏付けるのには?あるいは・・・今はどう考えられているんでしょうね。

ちょっと、性に関する記載は、頭に入ってきませんでしたが....。私の引き出しには、世の中ではこんな議論がされているのだという形でインプットされました。サライという弟子についての記載。世にいわれているような、男色かどうかという議論。女性と、関係があったという記載がみられなかったという話と、絵画の関係。などなど・・・。

まだまだj本は人生を順に追って続いていきます。アンギリーアの戦いに関しては、相当研究がすすんでいるでしょうね。だって、しょっちゅうテレビでも特集していますもの。研究者の興味をそそる研究対象ですものね。

あぁ、やはり三菱一号館美術館に行かなくては!かなー。
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