窪田喜美子「つぎはぎだらけのヴェルサイユ宮殿」クレオ

 このごろ、本屋さんやら、図書館やらウロウロしているので、見つけた本。

 「つぎはぎだらけ」というよりは、長く生きていれば進化するということを示しているだけなのだと思いますが。その進化の仕方が、住んでいる王がその住処をどういうものと位置付けたか、また前のものを壊さずに残した思いがあるのかどうか、などと考えると面白いのだな・・・と思いました。

 ヴェルサイユに行ったのは、1997年3月だったかしら。晴れた日でした。広大な土地には驚いたけれど、鏡の間の鏡を美しいとも思わず、家具もほとんどおいていないので思ったほど"晴れの場"という印象を抱かなかったのでした。読んでみて、みるべきところをみていなかったのかなという気持ちになりましたヨ。

 ルイ13世は、宮殿の喧騒から離れるための、自分の安らぎの場、狩にいってそこに泊まるためのシンプルな場として作ったところから始まる。

 太陽王 ルイ14世が、家族の住める場所と考え、内装に力を入れた。市民にも開放するための娯楽施設として、庭、動物園、遊具を配備。しかし更地から作るのではなく、ルイ13世の作った別荘的なものに・・・

 部屋をアポロン神話に基づいた配置にしたり・・・

 遷都するために、儀式用の鏡の間を作る・・・

 その後、さらに、マリーアントワネットも登場。あぁ、ロココ調の家具とか、どんな部屋だったのかしら?革命前に戻って拝見したいわ。

 先日、マリーアントワネットについて、「パンがなければブリオッシュを食べればいいじゃない」は彼女の台詞ではなかったという話をテレビか何かでみたのですが。この本によれば、ヴェルサイユの改築には夢中でかなりのお金をつぎ込むつもりだった彼女は、母親マリア・テレジアから、釘をさされるような手紙を受け取っているようですね。
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田中辰明著「ブルーノ・タウト - 日本美を再発見した建築家 」(中公新書)

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最近、桂離宮が見直されるようになった理由を読み、ふぅんと思っていた。

そんな中、この本に出会った。

うーん、結局、桂離宮を何故ほめたのか、その理由はよくわからなかったけれど(笑)。

ブルーノ・タウト氏の集合住宅は、もっと拝見してみたい。

ザルツブルクでも、カラフルな住宅街をたくさんみた。その理由として、「寒い冬も心を明るくしたいため」、ガイドさんが挙げていた。

もしかして、タウト氏の考え方が広まったのかしら?

また面白い話に出会ってしまった。

いつまで覚えてられるかなぁ・・・。忘れっぽいわたくし。

朽木ゆり子「東洋の至宝を世界に売った美術商: ハウス・オブ・ヤマナカ」 (新潮文庫)

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明治時代から、第二次世界大戦あたりまでの、山中商会の渡米から、戦時中のアメリカの敵国企業の解体までを描いています。

色々な観点での読み方で楽しめる。

明治という時代に、山中商会という小さな会社が、ニューヨークに出店し、大きな活躍を示したというような、山中定次郎氏、またその後継者の冒険の人物史。

とにかく、定次郎氏は、魅力的だったよう。姪の婿養子って関係で、働きが認められて、こういうポジュションになったようだ。「美術館は美術品の墓場」とかいう考え方。彼を評して「山中の展覧会というものは、陳列品の一つ一つを見ると、どうかと思うものがあった。しかし全体としてみると、なんといっても一つの独特の調子があり、一つの大きい規模があり、かつ烈々たる指導精神があった。」(山中定次郎伝内の倉橋藤治郎談)なんていうのは、人物像として面白い。もしかして、万国博覧会的なイメージだったのでしょうか。

ほかの読み方としては、財界人たち、ロックフェラー氏、J.P.モルガン氏、チャールズ・ラング・フリーア氏などなどが、山中商会という企業を通して、東洋美術品を集めたという歴史。そもそも、フェノロサすら、山中氏にお願いしていることがあったらしい。それは、山中商会が大阪市営むことではぐくんだ骨董への造詣によって、そして日本のみならず中国からをも美術品の調達力によって、できた関係であった様子。

さらには、第二次世界大戦と、アメリカ政府と、敵国、日本人のあつかいとか、そういった歴史。

そして、どの観点でも、詳細のデータ(書簡や、政府の記録)に基づいており、読み応えがある。

私の関心としては、やはり、美術品はなぜ美術品たれるのかということ。それを後世に残すということはどういうことなのか。

教会や、お寺にあるものは、信者たちが大事にしてきたのかもしれない。時代が変わって、個人のコレクターが買い取って、またその人の財力で大事にしたのかもしれない。侵略戦争は、侵略する国のものを叩き壊すけど、コレクターが集める分には、決して自分の持ち物を叩き壊したりはしない。それを美術館に集めると言うことは何を示すのか?

いつの時代も、持ち主次第で、大事にされたり、放出されたり・・・。

ミュージカル「TABOO」@DVD

 うふふ、久々に、中学校のころの友人と約束。やはり、小中学校ぐらいまでの友人は、なんていうか、家に入れるのに緊張が少ない。いつもより、掃除が入念ではない(笑)。片付いていないところがあっても許してくれるだろう。

 彼らの親も知っているし、彼らの家に遊びに出入りしているし、自分の子供のころの家も見られているし、泊まったりもしているから、安心して招ける。

 子供のころ一緒に観ていたボーイ・ジョージの話題になる。実は、ファンレターにもならないような、クリスマスカードを送ったこともある。それで、随分前に買ったけど観ていなかったTABOOのことを思い出し、一緒に観る。

 こんなミュージカルだったのね。

 http://broadwaymusicalhome.com/shows/taboo.htm

 あぁ、懐かしいサウンド~。

 そして、懐かしいビジュアル~。なつかしいボーイ・ジョージのメイクと衣装。声も似てました。本人の方がきれいな声には思えますが。

 ボーイ・ジョージ本人の扮するリーは進化してましたが。目のメイクがすごく可笑しくて!なんでこんなの思いついちゃうんだろう・・・。コメディ~。

 ストーリーは、どうなの?と思う部分もありましたが。ACT1では、ジョージというより、ビリーの人生?とか思っちゃいましたし。終わり方も、なんだか不思議でした。

 でも、カルチャークラブで成功したこと、でもゲイであること、ドラッグにおぼれたこと、通報されてそして生還したこと、狂ったような人生も、世の中にはあるのかなぁ、と思わされました。 

 当時の新聞記事はみたのですが、あまりにも写真が怖くて、買っても観れなかったこのDVD、ようやく日の目を見ました。  

船本弘毅著「知識ゼロからの教会入門」

http://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E8%AD%98%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%95%99%E4%BC%9A%E5%85%A5%E9%96%80-%E8%88%B9%E6%9C%AC-%E5%BC%98%E6%AF%85/dp/4344902939

知らないことはなかったけれど、シンプルに文字数少なくまとまっているので、頭に入りやすい。

教会も14選としているのも、ゆっくりした気持ちで読めるのでよいです。

フィレンチェにいきたーい。ラヴェンナのモザイク観たーい。

初田 亨著「東京 都市と建築の130年」

http://www.amazon.co.jp/dp/toc/4309760953/ref=dp_toc?_encoding=UTF8&n=465392

明治以降の建築の歩みをよんでいきます。

第1章 近代への助走

やはり、政策というものと密接にむすびついているのですね。

 銀座煉瓦街のところはかなり読みいってしまいました。政府の西洋化、防火も含めた政策としてはじめられたのですね。そして、空き家が多発し、見世物小屋になっていたこと。あぁ、歌舞伎座との関係は?とか気になりますね。

 それから、煉瓦造りにしても、人々が、御簾をつけたり、唐破風の庇をつけたり・・・と、和風なものを沢山組み合わせてしまい、西洋化したい政府の思いとは違うものになったというくだりも面白いです。

第2章 都市生活の楽しみ

 勧工場からはじまり、カフェと喫茶店の定義の違いから・・・

 プランタンって、今のプランタンと同じ場所なのかしら。説明はなかったけれど、プランタンカフェという文人カフェがあったようです。

 また、カフェ・ライオンといっていたのですね。銀座ライオンは、同じもの?銀座ライオンは、ビアガーデンのようなメニューと私は理解していたのですが。明治のカフェの定義が女給がサービスをし主にアルコールを出していた店となっているので・・・、たしかにカフェですね(笑)。いつから、カフェは、今のコーヒーショップになったのでしょうかねぇ。

 三越をはじめとする百貨店歴史や、百貨店の屋上の話やら・・・。そうそう、土足で入らなかったという話は面白いですね。鉄道と宝塚と遊園地・・・小林一三氏の話とか・・・。あるいは銭湯。

第3章 銀ブラを生んだ商店街

 そう、最近、銀座というと、爆買いしてくださる方々がいらっしゃいます。私のイメージでは、ちょっとこぎれいな格好をしていく場所だったのですが、そんなわけでジャージだかパジャマのような姿で歩いている人もたくさんいらっしゃるんですね。でも、実は、不特定の人に商売を始めるようになった・・・とか、色々な変遷を経て、変化するのが銀座のあり方にも思えました。

 ちなみに、コンパルっていう名前の喫茶店、東京にもあったんですね。あぁ、えびふりゃぁサンド食べたい・・・。(ちなみに名古屋のは昭和22年創業なので、明治のコンパルとは関係ないのかなぁと思いますが)


 
  ここから先も、なんだか、書ききれないほどいろいろ面白くって・・・。でも、最後は、やはりオリンピックというキーワードがあるんですね。。。五章は、なんとなく今までバラバラにしていたものが少し頭の中でまとまってきました。

第4章 近代都市の誕生
第5章 新しい建築様式を求めて

 西洋化ということと、和風建築と、そこにはやはりフェロノサがいる・・・。そして、国民的様式という考え方が現れます。

 その後、変遷を経て、アールヌーヴォー、セセッションという趣味的な世界が始まり・・・創造、自己表現、という時代を経ていくようにかかれています。

 そして、グロピウス、コルビジェ、ライトは1920年代にはいってからなんですね。なんとなく、もう少し古い人に思っていましたので、すでに明治以降でこれだけの積み重ねがあったあとに、彼らは活躍したのですね・・・。

第6章 モダニズムそしてポストモダンへ
第7章 個性的な都市をつくる

 ふぅ・・・面白かった。

 でも、もうちょっと文献とか根拠がほしいですね。なんでなのかなーとか・・・。今並行して読んでいる本は、かなり根拠が明確に示されているので、ちょっと対極でした。

NHK 司馬遼太郎思索紀行 この国のかたち

https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160213
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160214

昨日から、続けてみています。

明治の政治家の人間性、「汚職がないこと」、「公益性を意識していること」に注目し、そのルーツを探ります。

司馬さんの書いているルーツは、鎌倉時代の武士が育んだ、私利私欲を恥とする“名こそ惜しけれ”の精神だった、ということ。

そして、その「武士の成り立ち」について、きいているとまた面白いです。京都学で習う「殺人集団が現れた」は、天皇と公家からみた歴史ですね。律令制でおいやられた百姓たちという解釈。

また、それを示す例として、北条氏の早雲殿廿十一箇条を挙げています。ちょっとよんでみたいですね。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/hojo/p09809.html

一、可信佛神事
二、朝早可起事
三、夕早可寝事
四、手水事
五、拝事
六、刀衣裳事
七、結髪事
八、出仕事
九、受上意時事
十、不可爲雑談虚笑事
十一、諸事可任人事
十二、讀書事
十三、宿老祗候時禮義事
十四、不可申虚言事
十五、可学歌道事
十六、乗馬事
十七、可撰朋友事
十八、可修理四壁垣牆事
十九、門事
二十、火事用事
二十一、文武弓馬道事

朝はいかにもはやく起べし、遅く起ぬれば、召仕ふ者まで由断し、つかはれず、公私の用を欠くなり、はたしては、必ず主君に見限られ申べしと、深く慎むべし。 (二条)ほんと、マネジメントの基本ですよね。・・・はぁ、最近、定刻ぎりぎりに走って入っているので、信頼されなくなるよなぁ、反省。

まぁ、昔々、日本という国がありました。となりそうな日本から。

あまり、自分は、日本はいい国だと刷り込むのは好きではない。卑下する必要もないし、やっぱり自分にとっては一番落ち着く場所だけど。

日本画の革新者たち展@横浜そごう

https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/kakutensublist/?article_seq=165194

最近、美術展に足を運んでなかった。

今回も、チケットを頂いたのに行くのを忘れて、会期終了間近あわてていくことに・・・

天心なしには、日本美術を語れないのね。天心が、芸大を作った後、どのようにして渡米したかあまり覚えていなかったのんです。でも、日本美術院の結成とか、その後、日本で新しい作風が認められなかった美術院メンバーの大観や春草をつれてアメリカで個展を開き成功したとのこと。ビデオで説明されてました。

天心は、横浜生まれだけど、両親は福井藩の方であったとか。横濱で石川屋という屋号でおみせをだしていたなどというくだりもありまして。それも初めて頭に入りました。

それはそれと、やっぱりいいですよぉ、菱田春草「落葉」。屏風っていうのがまたいいですよね。

いくら写真で見ても、この繊細な色遣いや、落ち葉の選の入れ方は、分からないと思います。色も本当に微妙な重ね方で、ため息でました。家においてもいいなぁ。

私は、1800年代後半- 1900年代前半だと、菱田春草好きです。あとは、福田平八郎とか。

ところで、「琳派的」とか、「琳派への傾倒」とか、そういう言葉が解説に多くつかわれていたのはどういうことなのでしょうかねぇ。何をもって琳派的なのかがわからず、勉強しようっと。時代を変えると、琳派は、もちろん俵屋宗達なんだけど、酒井抱一(風神雷神除く)とか意外に好きだったりするんですが・・・、共通性って意味だと・・・。

#あ、日本画では、北斎も、大好きです~。なんとなく自分の中では好きな理由が違う。彼の構図はとても心地よいのですよねぇ。

さてはて、自分のこれから先のテーマをさがそう・・・。最近、次の論文を書きたいなぁと思い始めています。

アマリエンホーフ・ザムトロート・シュペトレーゼ・トロッケン

20160214_valentine-dinner.jpg


アマリエンホーフ・ザムトロート・シュペトレーゼ・トロッケン

これがシャトーなのかなぁ・・・
http://www.weinstube-amalienhof.de/

ブドウ品種:ザムトロートは、「グランチェン村近郊にしか見られないまさに地品種」とか、「ヴェルテンベルク地方で朱いベルベットと呼ばれる地品種」とか書かれてますね。(by ネット検索)

産地は、ヴェルテンベルクと書いてありま~す。

ミディアムボディとかいてある通り、重たくなくて、すっきりした感じでのみやすいです。ブルーチーズはむしろ濃すぎる感じ。もっとライトなおつまみで行けます。

うふふ、日野屋さんのセールで手にしたにもかかわらず、まぁまぁのお値段のものでした。

ちょっと二日酔いだけど・・・、頭はあまり痛くない。胃の検査でも、胃炎、その他いろいろ持病(笑)もちになってしまっているので、あまり胃に負担をかけすぎるとダメそうなんでしょうね~。

田中亮三著増田彰久写真 「図説 英国貴族の城館」河出書房新社

あぁ~、美しいですね。

観に行ってみたい。

カントリーハウスの定義は、エリザベス朝末期の1590年からヴィクトリア朝初期の19世紀半ばにたてられた、主に貴族の称号を持つ大地主がたてた邸宅。かならずしも貴族とは限らないともかいてあります。

よくわからないけれど、美しい外観、内装、そして、庭園。

らせん階段からはじまり、応接や、図書室などから、寝室や、キッチンなどの裏方まで、どこも美しくてほれぼれ・・・。間取りは、定型なのかしら。らせん階段の項には、ローマのヴィラを真似たなんていう記載もあるけど。

ウィリアム・モリスやミントンや・・・、イギリスのこういう柄は、もう1500年代ににたようなものがあったのかしら。それとも現状の壁紙やカーテンなのかしら?こういうデザイン的なものには、なぜかめがいくたちのようです。子供のころの友人が我が家に来て、壁紙があなたの絵に似ているというんです。言われてみれば、絵はとてつもなく下手なんだけれど、模様を描くのはずっと好きだったなぁ。(日本の模様も好きです。光琳模様という名前を知る前から・・・。)

あぁ、楽しい。

Althop(オルソープ)というダイアナ妃のご実家ものっていました。素敵なところ・・・。

それから、リトル・モートン・ホールのハーフティンバーなんて、ちょっとドイツとかフランスの北の方にあるようなのに似てるけど、どうなんでしょう。

さらには、スコットランドのブレアファン城は、ゴシック。でも、教会とはちがって温かい。

いろいろカントリーハウスめぐりいってみたくなりますね。宿泊できたりしたらいいのに。

それにしても、コラムもいろいろ面白いことが書いてあります。なぜイギリスはおいしくないのか?大食は、美徳とされなかった。たしかにイングランド人はほっそりして背が高い。なんてありますよ。質素倹約も日本人の美徳だったのではないのかなぁ。

映画「ニューヨークの眺めのいい部屋売ります」

http://www.nagamenoiiheya.net/

うふふ、なんか2本続けて、シニア観客が多い感じ。私たちが一番若いんじゃないかしら。

ストーリーが、少しシニア向けだから?朝から見てるから?

それでも、こんなストーリーが心にしみるワタクシ。

自分は、アグレッシブに生きたくないんだと思う。

好奇心は失いたくない、世の中に貢献はしたい、でも全くお金のない生活で路上生活なんて考えたくない。

もっと、意味のあると感じられることを、着実に実現できる人生を送れたらいいのになぁ。

不動産の売り買いのシーンは、まさに納得。意味はないと思われるものをただ売上のために売ったり、下手をすれば売りつけたり・・・。「真実だ」とか「真実じゃない」とか、そんな甘い理想を言おうとはしてないけれど。

自分が、他人が意味はないと思うかどうかというよりも、自分が「それはいいものだ」とせめて信じたい。なんて、再び思ってしまうのでした。

まぁ、きれいごとをいってもはじまらない。なにしろ、お金がなければ生きていけないのだから。

ふぅ・・・、人生を振り返り、またこれからの人生を考える。

こんな夫婦でいいなぁ。まだ、こうなるには早いけど。

ちなみに、NYのマンション、エレベーターもないのに、100Mドル、つまり1億円くらい?すごい・・・。

映画「ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る」

http://rco-movie.com/

 私のクラシックに関する認識を一変させたオーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ。

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、創立125周年記念のワールドツアーというのは、どんなものなんだろう?!

 どんな 監督:エディ・ホニグマン Heddy Honigmann氏は、どんな風に仕上げるのだろう?

 ちょっと最後を見たときは、正直ビックリしたけれど・・・・。びっくりというよりは、あれ?これが終わり?という感じ・・・

 でも、面白かった。南米、南アフリカ、ロシアとめぐる、それぞれの観客の日常と、コンセルトヘボウとの接点。音楽が彼らに何をもたらしているのか。

 共感する。ブエノスアイレスのタクシーの運転手さん、クラシック音楽は自分の品位を保ってくれるパートナーのような存在という。南米で、貧しい中で、音楽に出会う様子。その、日常と、自分の世界のあり方について。

 また楽団員の様子。音楽について語る団員。家族と離れている間の演奏旅行生活・・・。ヤンソンス氏が、遅れないで!とか言うのを聞いて、「えー、プロでもそんなこといわれるんだ」と思ったり。あるいは、英語で話しているのも驚きました。いろんな国の人がいるから、英語が確実なのですね。

 時々、ちょっとした演奏シーンがありますが、なぜか、コンセルトヘボウには私は涙腺が弱いようで、意味のないところでウルルとなってしまうときがあります。

出演
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 The Royal Concertgebouw Orchestra
指揮 マリス・ヤンソンス Mariss Jansons

マルセロ・ポンセ Marcelo Ponce
アリス・マコラネ Alice Makgorane
ポルティア・マコラネ Portia Makgorane
ミシェル・マソテ Michael Masote
セルゲイ・ボグダーノフ Sergej Bogdanov
ソウェト・マリンバ・ユース・オーケストラ Soweto Marimba Youth League
ソウェト・ユース・オーケストラ Soweto Youth Orchestra

ヘルマン・ヤンセ著「アムステルダム物語―杭の上の街 」(鹿島出版)

あぁ、この本を小脇に抱えて、アムステルダムいきたい!

12世紀くらいからの歴史が書いてあります。このころ人が多く移り住んだようです。

アムステルダムは、アムステルのダムなの?!いや、名前の由来からはじまります。

そして、都市の成り立ち、その後の建築技術や、水門、城や教会、そして個人宅、さらには細かな装飾まで説明されています。美しい、わかりやすい、挿絵とともに。

今の海沿いの高層マンションなんかのつくり(最近話題となっている杭の話ですが)は、かなり昔からある技術なんですね。もちろん木ですから、水位が変わると腐食してしまうから悩まされる・・・なんて。

海と、運河と、貿易の街。運河の周りに倉庫が立ち並び・・・。横濱っこの自分は少し想像しやすい風景なのかしら。それとも全く違う倉庫の風景なのかしら。

それから、フェルメールの世界。個人宅の家の形。あぁ、もしかして、こんな家の中の情景なのかなぁ・・・なんてね。

また読みたいなぁ。図書館で借りた本だけど、もし行くなら買ってしまうかも。

井上章一著「京都ぎらい」(朝日新書)

 面白かった~。

 何年か前に、京都で歴史の教科書を手にした時から、関東人の習うのと、少なくとも京都で習う、日本史は違うんだと認識したんです。

 だけど・・・、まだその中に、ミクロがあるとは。いまだに、京都市内ではなく、洛外洛中で決まるんですねぇ。

 とにかくどのコラムも、なぜか"想像可能"で。京都という土地に行くと、たとえば、レストランのような場所ですら、関東と違う。何かを薦められたとき、なぜか断れない、これをオーダーしなければならないような強い気を感じたりするのですが。何か、その会話の間合いをついつい思い出してしまって。

 洛内にはまた洛内の大変さがありそうですけど。

  杉本 秀太郎 著 「洛中生息」 (ちくま文庫) を読みた~い!

インフルから復活

 月曜日から水曜日は、本当に意識なく眠った。会社に申し訳ないとかそんなことも思いもせず、ただひたすら眠った。水曜日などは、インフルの処方薬を飲んで、37度まで熱は下がっているけれど、なぜかそれ以上体温も下がらず、目もあけられず、ひたすらベットの上で眠った。木曜日は、あまりにも汗をかいたシーツを洗ったり、布団を干す気力がようやくわいてきて。木曜日の夜から、お腹もすくようになり一般の食事へ。

 今日、金曜日は、少しは首を座らせた状態で、座り続けられるようになってきたところ。1週間休んだって、仕事は進んでるのだなぁ・・・とシミジミ。進み具合に大きな違いがあるのは、私個人のタスクが止まっているだけですね。他はみんながやってくれているはずだから。ほんと、いなくても何ら問題ないのではないのです。

 どうなったかなぁ、アレとかコレとかソレとか・・・。とか、思ってみたりはしましたけれど。

 原点に戻ると、なにを一生懸命にやっているんだろうなぁ、と思い始めます。いや、いつだって疲れた心と体で、「いったい何を頑張っているんだっけ」と思っているんですけど。改めて、疲れていない頭で思い始める。

 変えなきゃね。

 2月は山場なのです。なにもかも、の。そして、3月は、年度末。

 ほら、一週間も死んだように眠ったので、このタイミングで生まれ変われたりしないかな。という妄想。
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  • Author:M
  • Yogi目指して、ほへ~っと。
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