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申し訳ない、御社をつぶしたのは私です

カレン・フェラン  「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です」

この本は、相方が、「あなたが毎日ぐずぐず文句を言っていることにそっくりだ」と言って、笑いながら読むように勧めてくれた本。

特に、自分と考えが一致しているのは、以下の章。まさに、今やっている、業務目標で数字を合わせる仕事ばかりしていて実践しようとしない人たち、人事システムのばからしさ、毎日ぼやいていることと同じ。
第2章 「最適化プロセス」は机上の空論
第3章 「数値目標」が組織を振り回す
第4章 「業績管理システム」で士気はガタ落ち

他の章は、言いたいことは近いのかもしれないけれど、しっくりこない。どちらかというと、最近「世界はシステムで動く」で読んだ本の考え方に近い。モデル化するのは無理だというよりも、ビジネスのベストプラクティスも、リーダーシップは、"システム"なのだと感じる。要するに、リーダシップは、リーダになるプロセス、それに付随した環境との関係性によって成立する。ビジネスの成功モデルも同じで、ベストプラクティスは、あくまで世の中という環境(市場やテクノロジーの成熟性)によって決まると考えている。だから、同じモデルというには、ある部分を抽出して言っても意味がないということである。考えてできるものでもないし。
第5章 「マネジメントモデル」なんていらない
第6章 「人材開発プログラム」には絶対に参加するな
第7章 「リーダーシップ開発」で食べている人たち
第8章 「ベストプラクティス」は“奇跡"のダイエット食品

そういう意味では、結局、そのシステムに入り込んでいる自分は、正しくなくてもそう簡単に抗うことはできない。なぜなら、システムを壊す動きをするのはかなり大変なことだから。

一方で、私も、著者が目指していると思われる、"人"を大切にするというところはずっと忘れないでおきたいなぁ。多分、人がキーだということは合意できるし、少なくともそういう意識が、事業の継続性を上げるのだと思います。

人件費をただだと思っている日本の経営陣。でも、人件費は莫大であることすら忘れているのでした。だからこそ、ダメだしばかりして、資料を何回も書かせたりなんだかんだするのでしょうが・・・。

読んでいる途中で気が付いたのですが、著者は女性でした。女性という立場とか、扱いって、アメリカでも大して変わらないことから、この考えに至るのは女性であるのは、必然なのではないかと思う。つまり、マイノリティであること、人に取り入ることでの出世の方法を考えなくて済むことが、本質に至らしめる。よい仕事するより、上司に媚びた方が早い人々は、そうすればいいだけですものね。
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