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初田 亨著「東京 都市と建築の130年」

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明治以降の建築の歩みをよんでいきます。

第1章 近代への助走

やはり、政策というものと密接にむすびついているのですね。

 銀座煉瓦街のところはかなり読みいってしまいました。政府の西洋化、防火も含めた政策としてはじめられたのですね。そして、空き家が多発し、見世物小屋になっていたこと。あぁ、歌舞伎座との関係は?とか気になりますね。

 それから、煉瓦造りにしても、人々が、御簾をつけたり、唐破風の庇をつけたり・・・と、和風なものを沢山組み合わせてしまい、西洋化したい政府の思いとは違うものになったというくだりも面白いです。

第2章 都市生活の楽しみ

 勧工場からはじまり、カフェと喫茶店の定義の違いから・・・

 プランタンって、今のプランタンと同じ場所なのかしら。説明はなかったけれど、プランタンカフェという文人カフェがあったようです。

 また、カフェ・ライオンといっていたのですね。銀座ライオンは、同じもの?銀座ライオンは、ビアガーデンのようなメニューと私は理解していたのですが。明治のカフェの定義が女給がサービスをし主にアルコールを出していた店となっているので・・・、たしかにカフェですね(笑)。いつから、カフェは、今のコーヒーショップになったのでしょうかねぇ。

 三越をはじめとする百貨店歴史や、百貨店の屋上の話やら・・・。そうそう、土足で入らなかったという話は面白いですね。鉄道と宝塚と遊園地・・・小林一三氏の話とか・・・。あるいは銭湯。

第3章 銀ブラを生んだ商店街

 そう、最近、銀座というと、爆買いしてくださる方々がいらっしゃいます。私のイメージでは、ちょっとこぎれいな格好をしていく場所だったのですが、そんなわけでジャージだかパジャマのような姿で歩いている人もたくさんいらっしゃるんですね。でも、実は、不特定の人に商売を始めるようになった・・・とか、色々な変遷を経て、変化するのが銀座のあり方にも思えました。

 ちなみに、コンパルっていう名前の喫茶店、東京にもあったんですね。あぁ、えびふりゃぁサンド食べたい・・・。(ちなみに名古屋のは昭和22年創業なので、明治のコンパルとは関係ないのかなぁと思いますが)


 
  ここから先も、なんだか、書ききれないほどいろいろ面白くって・・・。でも、最後は、やはりオリンピックというキーワードがあるんですね。。。五章は、なんとなく今までバラバラにしていたものが少し頭の中でまとまってきました。

第4章 近代都市の誕生
第5章 新しい建築様式を求めて

 西洋化ということと、和風建築と、そこにはやはりフェロノサがいる・・・。そして、国民的様式という考え方が現れます。

 その後、変遷を経て、アールヌーヴォー、セセッションという趣味的な世界が始まり・・・創造、自己表現、という時代を経ていくようにかかれています。

 そして、グロピウス、コルビジェ、ライトは1920年代にはいってからなんですね。なんとなく、もう少し古い人に思っていましたので、すでに明治以降でこれだけの積み重ねがあったあとに、彼らは活躍したのですね・・・。

第6章 モダニズムそしてポストモダンへ
第7章 個性的な都市をつくる

 ふぅ・・・面白かった。

 でも、もうちょっと文献とか根拠がほしいですね。なんでなのかなーとか・・・。今並行して読んでいる本は、かなり根拠が明確に示されているので、ちょっと対極でした。
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