伊藤若冲生誕300年記念展覧会 「若冲の京都 KYOTOの若冲」@京都市美術館

伊藤若冲生誕300年記念展覧会 「若冲の京都 KYOTOの若冲」@京都市美術館
http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/exhibition/2016_7_fiscal_Jakuchu.html

本来なら、文化財のお掃除と整備のボランティアに籠って作業。でも、どうしてもみたかったのですよぉ。。。まぁ、前から気になってはいたのですが、さらに先週いらした方のコメントを読んで、夢にも見て。こら、いかなあきませんな。

というわけで、いってきました。

いやぁ、いってよかったです。

若沖というと、写実主義みたいに習ったのですが、そんな言葉で語ってはいけませんね。墨で描かれた絵の数々がテーマ別でみられます。どれも勢いのある線と、構図と、そして墨の濃淡でまるで白黒写真並みに楽しませてくれます。

彼は、錦の大店、今でいうと総合商社、すなわちお金持ちの息子さんだったんですね。今まで孤高の画家といわれていたけど、多分そうではないということがかかれていました。それは、最期にお寺で過ごしたことからそういう印象を持たれたのでしょうか。

鶏から。ひゃぁ。著色の絵のイメージが強かったけれど、墨絵いいわぁ。勢いがあるから、全部並べても、また楽しい。

鯉の絵が多いのか、それは鯉は男の子のすくすくとした成長の象徴であるから、近所の人にささっとかいてあげたのではないのかとか。

あるいは動物が多い理由に加えて、ネコがいない理由、人物画、禅画のようなもの・・・彼の宗教的な立ち位置と一緒に語ります。

ここで語られる若冲像。WikiPediaにのっているのとは違う感じの人物像が思い浮かびますよ。確かに、絵の雰囲気から、あまり人付き合いの悪い頑固な感じの人を想像はできないですものね。

一方で、この解説は、京都人は、京都人は・・・という感じ。やはり京都ぎらい(笑)を増長させますね・・・

それから、どれもこれも、ほんとうに、センスの良い軸に仕上がっているのが驚きでした。いい色なんですよ、天地も中回しも風帯もそれぞれが美しい色で、そして調和が素晴らしい。本紙が何のものだったか忘れましたけれど、淡いブルーの軸斬新でした。それから、象図の軸も感心しましたっけ。あふれんばかりの象がなんとなく窮屈じゃなく、でもこじんまりしない。この色ではないと出せないのです。沢山良いものをみたひとだけができる感じです。やはり、京都ならでは、なんでしょうね。

若冲も面白かったけれど、ほんと、京都発見な展示で、たのしゅうございました。
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No title

展示と解説と、一粒で二度美味しい感じでしたよね。(^^)

Re: No title

> 展示と解説と、一粒で二度美味しい感じでしたよね。(^^)

はい~。

すのじ様に言われなければ、あんなに真剣に読まなかったかもしれませんが。読んでいたら、やっぱり筋様にご紹介いただいた「京都ぎらい」を思い出して、一人でかなり笑ってしまいました。
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