朽木ゆり子著「フェルメール全点踏破の旅」

2004年12月-2005年1月にまわられたそうです。雑誌UOMOの企画とのことでしたけれども。

オランダの写真も晴れた空というよりは、寒々しい空の色は、この季節ならではなんでしょうか。できれば、冬のヨーロッパはお断りしたいという印象です。だって、ほら、寒くて、どこもあっという間に閉まってしまうから。

政権が変わって、大騒ぎの都市に足を踏み入れるのはちょっと不安ではありますが。ますます、Washington DCに行きたくなりました。天秤を持つ女、赤い帽子の女、フルートを持つ女。

天秤を持つ女はともかく、顔がかわいくない(笑)という個人的な感想はさておき、フルートを持つ女はフェルメール作品か?という話もあるようですね。フム~。やっぱりちょっと違いますよね。写真でしか見たことないです。

なにはともあれ、この本は、出だしにも著者が述べているように、「なぜそこにあるのか?」という掘り下げとしています。それを語るには、フェルメールという作家という観点、コレクションという観点、美術的な観点、そして贋作の可能性やら評価など、様々なエッセンス-他の作品との完形などがちりばめられる必要があるという感じで、楽しく読めます。

それから、一番驚いたのは、フェルメールが有名になったのは、「真珠の耳飾りの少女」と勝手に思い込んでおりました。おそらく1990年代に、何かの本か雑誌でその絵を見たときのおどろきといったら忘れません。初めて違うと初めて認識しました。

また、個人的には、ダリやレンブラントが好きなので、こんな小話も面白かったです。たとえば、ダリの「レースを編む少女」をモチーフにした贋作とは言い難い贋作とか、全く違う絵の紹介とか。「赤い帽子の女」はレンブラントの自画像をモチーフにした自画像のトローニーである可能性を論じている学者がいるとか。こういうことが、入手の経緯と絡めて語られているわけですが....。

国立博物館でフェルメール展に来た時に観たのを合わせればですが、私もだんだん制覇に近づいてきたように思います。しかし、やはり現地で拝見したいですね。行く直前に読まないと、朽木さんの指摘を忘れてしまいそうです。デルフトでは、「小路」の場所を探すツアーすればよかったかな、とは思います。

また、アムスいけるかなぁ。その前にいろいろ行きたいところもありますしね。フェルメールに関係なくベルリンもいきたい場所の一つ。
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No title

私はあと、フィラデルフィアとロッテルダムかな。いつもロッテルダムは忘れて素通りしてしまいます。(^^;

Re: No title

> 私はあと、フィラデルフィアとロッテルダムかな。いつもロッテルダムは忘れて素通りしてしまいます。(^^;

フィラデルフィアもロッテルダムもいきにくそうですものね。何かそこまでいくための面白いものを他にも見つけないと・・・。おいしそうなものもとくに知らないのが問題ですね。
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