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大野彩「フレスコ画への招待」岩波アクティブ新書(2003)

著者の方は、作品も作っていらっしゃるのですね。三鷹のジブリの森や、横浜のベーリックホールなどは作品を拝見できそう。

さて、フレスコの定義なども、正確には分かっていなかったので、技法を丁寧にかいてくださっているのはとても助かります。壁に、砂と石灰で下塗り(arriccio)、赤茶色の顔料で下絵を描く中塗り()sinopia)し、描画用の壁を上塗り(intonaco)する。そして上塗りが乾き始め、乾き切らないうちに塗り終わるのが技のようです。この時間しか顔料がよくのらないので、一日分だけの区画切りをして、その日の分を一気に塗り上げるというお仕事だそうです。

あまり、ダヴィンチは、この技法に向いてないといわれているのは知っていましたが....。これから先は、意味をもう少し理解して記憶できるといいな。すぐ忘れるかしら。

本の中では、有名なフレスコ画を順にみていきます。

丁度、ダヴィンチの最後の晩餐について擁壁(この本では土嚢とかいてありますが)で防御したというのを読んだばかり。そもそも修復がとても大変だったのですね。何度かテレビで修復の話はみたと思いますが。あらためて、第二次世界大戦で建物が破壊され、野ざらしになったこと。その後、あれこれ修復と名付けて加筆があったのを取り除き、オリジナルの構図にもどしたというお話も頭に染みつきました。

また、数年前、タルクィーニアのエトルリア人のお墓にいきましたが、これはかなり古いフレスコの例なのですね。そんな認識もせずに漫然とみてしまいました(笑)。技法が同じなんて・・・考えてもなかったでした。お墓は地中にあるので、いくつかとってもうつくしいものがありましたよ。

あーイタリア行きたい。アッシジ、フィレンツェ、ピサ・・・。移動が多い旅行は嫌いなのですが、二か所くらいずついかないと、なかなかいけないでしょうかね。日本にもたくさん行きたいところがあるのですが。
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