池田理代子 デビュー50周年記念展 -べるばらと共に-

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著者のビデオを最後に拝聴して、もう一度読みたくなりました。どうしましょう・・・。でも、漫画って場所を取るんですよね。

そのビデオで、ベルバラに込められたメッセージを知ったためです。自立ということ。また、2つの大きなテーマがあるということ。ひとつのテーマはアントワネットの自分に目覚める最期。

驚きでした。小学生の私にとっては、ただの漫画としか受け止めていなかったので、そんな情熱で取り組んでいらしたとは。オルフェイスの窓も高1で読みましたが、そんなメッセージも入っていたのかしら。

池田さんのとてつもない人生も語られました。親に勉強などしなくてよいと言われても進学、学生運動、自立のために親の仕送りを断ち切って漫画を描き始めるたそうです。我々の親の世代なのですね。父も、どうやら、学生運動のさなかに大学にいたようです。私がそんな彼の話を聞くこともなく、彼はこの世を去ってしまいましたが...。我が家は貧乏でしたが、私の世代としてはいかにめぐまれているかを考えさせられちゃいました。こういう方たちのおかげなのですね。

また、池田さんが成功して、長期連載の権利を得たとき、ベルバラの企画をだしたそうです。「少女コミックに、歴史物は流行らない」と反対されたそうです。それでも、「流行らせてみせる」という風に言い切って、この企画を実現したというお話。だって、こんなに自分が面白いと思うことを書くんだからっておっしゃるのは、やはり熱い思いあってこそなのかなと。

原画を拝見しながら、記憶より絵がきれいだったと感じました。時代にあった絵を描かれているというのが流れでわかるような、ごく最近までの絵が順序良く展示されていましたよ~。

ベルバラを知らなくても、池田理代子さんを知りたい方、観る価値ありです。混んではいましたが、見えないほどではなかったです。割と皆様列をなして、ゆっくりごらんになっていました。
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No title

「ベルばら」は、当初、「ベルサイユの薔薇たち」というタイトルにしようとしていたという話はどこかにありました?

マリー・アントワネットとオスカルが代表的な紅白の薔薇だったんだそうです。

私、リアルタイムで中学生でしたけど、近衛隊をやめて衛兵隊に入り、最後は自分の信念に従ってフランス革命に参加していくオスカルの人生は、まさにその頃やっと社会に芽生え始めた「女性の自立」にかぶりましたね。

イケメンの王子様フェルゼンじゃなくて、いつもそばにいて守ってくれるアンドレを選ぶところとか、私らの世代が語り出すとキリがないので、このへんで。(^^;

あ、そうそう、ツヴァイクの「マリー・アントワネット」も参考にしたそうですよね。当時のは読みにくかったけど。

Re: No title

> 「ベルばら」は、当初、「ベルサイユの薔薇たち」というタイトルにしようとしていたという話はどこかにありました?

あったかもしれませんが、読み飛ばしたかも~。

> マリー・アントワネットとオスカルが代表的な紅白の薔薇だったんだそうです。

ベルバラに込めた二つのテーマって、まさにこのお話ですね♪ 紅白っておっしゃっていたのかなぁ・・・。

> 私、リアルタイムで中学生でしたけど、近衛隊をやめて衛兵隊に入り、最後は自分の信念に従ってフランス革命に参加していくオスカルの人生は、まさにその頃やっと社会に芽生え始めた「女性の自立」にかぶりましたね。

やはりリアルタイムというのは重要ですね。全く分かりませんでしたよぉ・・・

> あ、そうそう、ツヴァイクの「マリー・アントワネット」も参考にしたそうですよね。当時のは読みにくかったけど。

そうそう、それも、高校時代の課題でご覧になり、8年後に主題にしたというのは、展示にもありましたし、ビデオで語られてました。
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