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「運慶展」@東京国立博物館

2017年7月8日の「特別展 運慶を鑑賞するために」@ラファエラアカデミア一日講座をうけて、待ちに待った運慶展。講義の内容をもう一度見てから・・・

これだけ運慶のものが一堂に集まるのはもうないであろうというこの展覧会。いかねばなりませんよね。

作られた年代順に並べるという方式は初めてで、面白いなと思いました。

運慶作でないものが挿入されており、果たして初めて運慶に触れる人は、よくわかるのかしら。この混雑の中では、遠く離れた解説をみなさんが読んだのかなというところ。少し仏像の近くに、解説と言わずとも、名前と作者があった方がよろしかったかもしれません。

なお、山本先生が講義でおっしゃってたような、運慶作の認定レベルもあらわしていただければ、もっと面白かったのではないでしょうか。1.作品に明記されているもの、2.同時代の確実な史料により運慶作品と記載されているもの、3.後世の史料に運慶作と記され、作風も矛盾しないもの-伝運慶、4.作風・技法・伝来状況から運慶作と考えられる作品。ほら、観る人が、想像力をはたらかせようとしそうではないですか?

同じ時代の康慶・運慶作品が交錯して並べられているのは、面白いですね。父の作品は、顔は意外と美しいけれど、身体の動きと、衣文の美しさが堅いように思えました。つまり、運慶作の、肉体の動きや筋肉の捉え方や、衣文の滑らかで衣の質を感じられるーそのうまさを理解できるのです。

それから、構成として、最後が後世の人たちとなってしまうとションボリかなぁと思ったりもしました。しかし、ゆっくりみて、ぐったり疲れているところに、湛慶の犬や、康弁の天/龍燈鬼立像など、意外に良いかもしれないと思いました。

私の中の学びと調べなくてはいけないところは、漆の上から彩色しているとばかり思っていたのですが、記載に漆とかかずに彩色とかかれているものがいくつかあるようですね。なぜなのかなぁ・・・。

最後に・・・
なんとなく、人が吹き溜まりの様にたまってしまう場所がなんとなくありました。人が流れるような展示にする工夫が必要ですね。これだけの大物を沢山展示するだけでも大変なことだとは想像できますが。しかも、年代順に並べるとなると、選択肢はますますなくなるでしょうし・・・

帰りは、みはしというお店で、「運慶あんみつ」とかいうのを食べて帰りました★ミ
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