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特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」

久々の上野。オリンピックだし、特に男子フィギュア決勝。少しは人が少ないかなぁと思ってましたが、相変わらずたくさんの人がいました。

午前中は晴れていたし暖かかったのに、急に雨が降って傘を買う羽目に。雨はすぐにやんだけれど、急に冷えてきました。その影響もほとんどなかった感じです。

仁和寺と御室派のみほとけの展示に入ったとたん、御室桜の写真。以前、知り合いの京都の方にご案内いただいたとき、「第二次世界大戦のとき、天皇をここにかくまおうという話があった。」とお伺いしました。そのかくまうという話が、誰によって、どのように行われたのかとか、詳細なお話はすっかり忘れてしまった私ですが。京都という土地と、皇室のつながりと、今でもそのことを語る語り部がたくさんいるのだと改めて気が付かされました。

そして、今日拝見し、「光孝天皇が仁和2年(886)に建立を発願し、次代の宇多天皇が仁和4年(888)に完成させた」のみならず、現在の建造物は御所などから移築していることからも、京のお寺というのは、天皇家とのゆかりというのが並々ならぬものと更に認識をいたしました。

それはそうと、国宝「薬師如来坐像」京都・仁和寺 が、さっそくはいってすぐにあります。もう、本当に混んでいて、博物館側で、「並んでみてください。たちどまらずに前に進んでください」ということで、動きながら見なければならない状況。その誘導で脳も集中できず、「在る」ことを確認しただけの気分でした(笑)。しかし、木の性質なんでしょうね。きめ細かい、そしてもっちりとした肌の出来は、という雰囲気だけは味わえました。

また次に出てくるのは、国宝「三十帖冊子」。ここもひとだかりでほとんど見えません(笑)。先日、金沢文庫で、近くに見えた感覚のあとでは、特に。宝石を飾る防弾ガラスを通してみるくらい、手の届かない距離があるように感じます。中国からきたとされる経典類は印刷のためだとは思いますが、紙の法量がととのっていたにもかかわらず、この三十帖冊子の紙の大きさはなんだかそれとは違うようですね。そして、日本に今まで語り伝えられ残されていることに、本当に感動する今日この頃です。応仁の乱はあったけれど、これは残ったのですね。空海様の強運もあるな、とわたくしは思います。

「孔雀(明王)経法」という言葉、初めて聞きました。本尊である「孔雀明王像」は観ていましたけれど。ネットで少し調べて、観ようと思います。

「彦火々出見の尊絵」 狩野種泰筆 江戸時代・17世紀 福井・明通寺 も面白かったです。ここは、ちゃんと、絵巻を切り出してストーリがわかるように張り出していただいていたので、よくわかりました。本物がこの色できっちり残っているのだとするとすごいです。解説のために張り出された印刷より、きれいな色でした。

仏像群。鎌倉から、平安時代に戻ると、うーん、と思うのですが。でも、自分が本来持っている仏像らしい仏像というのは、こんな風な首が短くて何とものっぺりしたお姿であったり、奈良時代のさらに細くて東アジア人ではないようなお姿であったりするわけですが。。。

そして、千手観音も、坐像だと、壮絶という表現がいいかはわかりませんが、見ごたえありますね。二体連続でひょえーと感動してしまいました。横からも、後ろからも見られるのがまた楽しいです。
重要文化財 千手観音菩薩坐像 経尋作 平安時代・12世紀 徳島・雲辺寺蔵
国宝 千手観音菩薩坐像 奈良時代・8世紀 大阪・葛井寺蔵

他にもたくさん面白かったけれど・・・。重要文化財《深沙大将立像》平安時代 11世紀  福井・明通寺のバックルとか・・・、でも、忘れちゃいました。いつも、予習復習不足ですね。

http://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=view&id=1015
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