Susan Cain著 「Quiet」

タイトルと副題の日本語翻訳は、ちょっとニュアンスが違うような気がしますけど。

https://www.amazon.co.jp/dp/B004J4WNL2/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

本当かなぁと思うところもありますが....。性格にかかる研究というのは、どういう前提条件まで揃えられるか、いわゆる理学実験とはかなり違う印象がありますし。

かなり楽しく読みました。

MBAとか、アメリカ風のリーダーシップ本にあるロールモデルにはまらなくていいよというメッセージなんだと思います。

もっと色々なスタイルがある。自分で疲れないスタイルを作ることができる。これがメッセージなのかなと思いました。

本当に、シリコンバレーは、externalでないと生きていけないというプレッシャーがあり、疲れるんです。みんなが勉強家で楽しかったけれど、常に自分はどういう人間であるか、どういう価値を提供するのか、発信しつづけなければならないのでした。一方でこのまま一生過ごすのはかなり疲れそうだなと感じました。

ただ、この本では、しょっぱなからトーストマスターズクラブについてかいてありましたけれど。これについては、確かに上手に話さなければならないというプレッシャーからきているのだな、と感じてました。だって、私の行っていたクラブは、エンジニアのシャイな感じの人がいっぱいいましたから。私も歩けば、上司に言われてきましたというシスコの人にあたる!って思ってました。

MBA至上主義はそろそろやめないとね。私の心の底から嫌っているブレインストーミングは、すでにアメリカでは効果がないと評されているらしい。ほっ。自分の感覚もそれなりに大事にして行けそうな気持ちにさせてくれる本。

山口 周「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」光文社

あぁ、おそらく、自分のありたい姿に近いかなぁと思う本。

商品を作る立場にいるわけですが。「直感」とこの本でいっていることだと思うのですが、いけるという確信のようなものを感じたいと思うことはあります。どう美しいか、どう善いのか、自分の中で「いける」というサイン。

自分の中では1度の経験しかありません。自分のではなく、上司のアイディアで起こったプロジェクトでした。考え方がシンプルで美しかったので、いけるような気がしました。売上予測のデータは作ったけれど、この世にないものを顧客がかってくださるかなんて、憶測にしかならないと思っていました。うまくいったあとから思えば、その時代の技術成熟度ともぴったりあっていたし、価格設定もうまくいったのだと思います。その成功は、今同じ商品を出しても得られるとは限らないと思います。つまり、美とは、時間軸とか、その世界との調和なしには語れないと感じております。

今の私には、この手の確信を何に対しても出せないので、問題解決型のアプローチと、データ分析は欠かせないのです。でも、一方で、この本にある通り、みんなが同じリサーチ会社のデータを使って、同じようにビジネス戦略を考えているとしたら。結局二番煎じなんです。ゆっくり考える日本人は簡単に後ろへいってしまうと毎日のようにため息を毎日ついているわけです。ほら、コモディティ化に進んでいるので。ふぅ。つらいですね。

この本で、今まで漫然と続けてきたこと、次の10年、20年の生き方でつづけていってよいよねって、自分の中で強く思うための一押しの本になりました。もう少し、意識して、やっていくひつようがあるかもしれませんが。必要とされる、技術は、時代と共に変わっていく中で、つねに技術を学び続けなければならないといけません。一方で、常に同じように磨いていなければいけない自分というのはなにかも考えさせられます。今の会社の中にいたら、自分を磨き続けられるかも、ましてや何か実現できるかも、わからない気分です。
 
最後に。全体的に例に挙げている内容や、引用が面白くて。何回も読みたくなりました。

「詳細 ディープラーニング」 マイナビ出版

多分、計算もわかりやすく書いてくださっているのですが。

スマフォだと、どうしても計算をしっかり追う気になれず、どんな手法があるのかなー的な感じで読みました。

分布の話とか、確率論も大事なんですね。

それに、ディープラーニングのディープは、多階層ニューラルネットワークの、多階層からきてるんですね~。初めてりかいいたしました。

AIの手法にはいくつもあり、金融では統計的手法が一般的なんですね。次に読む本まで決まりました~。


上野千鶴子著「時局発言」

あいかわらず面白い。

思ったよりたくさんの著作を出していらっしゃるのですね。全部トラックしたいのですが、まず厳選してこの本。

彼女の興味や考え方は、私の生きる力になりつづけるであろうことは、かわりなかったです。自分の中で、なんとなく不快という気分でとどまり、なかなか思考を整理してなぜ嫌なのかを説明するところに至らないです。ただのいらだちにしか過ぎない状態で終わっているのです。ところが、彼女が言語化して整理したことをベースに、自分なりにまとめなおすとすっきり。-もちろん、自分が生きやすいように(笑)。

ちゃんと時代の疑問に、こたえつづけていらっしゃるのだなと。もちろん20年前のロジックとは、女性の置かれた環境も、生きている世代も異なる。それを踏まえた著作になっているのでした。社会学は、今の社会を見ているのだと感じます。

自分の生き方は、上野先生の考え方では、矛盾を起こしていることももちろんあるのですけれど。そうなっているということは認めなければならない。ロジック通りに生きるのもつらいこともたくさんありますし。そんなに強く生きていけてない~(笑)

今回は、色々な引用も多い作品で、先生がどんな本をご覧になっているのか含めて、読んでみたくなりました・・・。多分、この本は、もう一度読むと思います。。。

雑誌 Newsweek 特集:2050 『日本の未来予想図』

http://www.newsweekjapan.jp/magazine/197388.php

久々の雑誌購入。会社の図書館が使いにくくなってしまった。以前は、1か月待てば会社の雑誌は読み放題だったのです。なのに、今は、1年間は持ち出し不可になってしまったのでした。必要な記事だけ読んで返すこともできたのに、残念。

というわけで、なんとなく買ってみました。

意外と、Newsweekおもしろいなと思ったのは、ライターさんの肩書。こんな肩書の人がこう書くのかと思うと、深読みしそうになります。

とはいっても、2050年の日本の未来予想図・・・あまり目新しいというか、驚きはなかったです。やはり人口減少と、高齢化というのはかなり騒がれてますので、そういう切り口で分析したものは、色々な記事や番組でとりあげられていますから。高度成長期は、ベビーブームと重なったことが幸いしたというのも、テレビなどの放送でも何度か耳にしていましたし。

こういうのを読むと、生き方を本気で考えていかなければならないと思いますね。55才までに退職して(もっとはやくてももちろん良い)、次の10から15年は違う仕事をしなければならないんだろうと想像しています。日本の経済を、というのであれば、やはり人材の流動は欠かせないポイントのように思います。すばらしい先輩方の生き方を見ながら、自分は何をしよう・・・この10年くらいウダウダしてしまったけれど、もっと行動に移さないといけないのかしら。

どちらかというと、雑誌で始めて仕入れる情報は、世界情勢。NHKとCNNしかみていなかったので、とりあげられなかったものは知らないという感じです。BBCのpodcastも最新のニュースを入れてくれないかしら。こわれていたスマフォからのりかえたので、そろそろアプリを楽しみながら情報収集したいところ。
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